関電はちゃんと質問に答えて!
みんなに説明責任を果たしてよ!
原発を全部はいろにしよう!
日時:12月27日(火) @12:00 京都タワー前(烏丸塩小路北西角)集合→ビラ撒き A13:00〜夕方 京都タワー前集合で打ち合わせ→関西電力京都支店にみんなで行きます。
*全ての原発の再稼動を阻止し、廃炉にするために今年最後の要求行動を関西電力京都支店前で行います。鳴り物、飛び入り歓迎!ビラ撒き、路上ラップ、・・・・。関西電力にこれ以上好き勝手なことをさせない!自分たちそれぞれの表現で原発への怒り、悲しみ、そして原発なき世界への希望をアピールします。
連絡 oooburoshiki@gmail.com
=====以下関電八木社長に提出した手紙当日撒きます========
関電の原発を止める会・大風呂敷(仮)2011年12月21日
ちょいとみんな、おたちあい、おたちあい。
オイラたち、関電のシャチョーさんに直接こんな手紙出したんだ↓。
関西電力代表取締役社長 八木誠サンへ
オイラたち「関電の原発を止める会・大風呂敷(仮)」は9月27日に関電京都支店に行って、関電の社員に原発をすべて止めろと交渉し、その場にあつまった人たちみんなといっしょに12項目の質問を出して、2週間でメールで回答すると約束させた。
ところが、〆切り直前に届いたメール回答は、“直接説明するから文書で回答できません”ときた!
関電は文書で回答できまへん?ありえへん!
原子力業界は、原発敷地や関連施設に広島原爆何十万発分もの超危険な放射性物質をためこみとりあつかっているんだから、これはオイラたちみんなの、ひとりひとりの生活と生命に直接かかわる重大な問題だ。だから関電には、ひとりひとりのもとへきちんと説明する責任があるのはあたりまえのことだ。これはオイラたちに対してだけの問題じゃまったくない。関電は、企業が当然負うべき社会的責任として、だれもがすべて読めるようにきちんと文書で質問に回答する義務があるんだ。
原発のおそろしさは、東電の爆発事故のばく大な犠牲をみれば、言葉がいらないほどあきらかだ。
事故の収束も絶望的にいまだみえないまま、これまでも立場の弱かった末端の下請け作業員や日雇労働者が、経済的・心理的においつめられ、重度被ばくする死の作業をしいられている。
あの事故は東電の問題だからウチら関電は関係ない、なんて言わせない。
これまでだって、平常の「安全」運転中でさえ、じつは誰かがかならず、わずかな金とひきかえに危険な被ばく労働をさせられて命を削られ、すこしずつ大気や海に汚染を流しつづけてきたことを、みんなもう知っているんだ。労働者や住人の命や健康や自然をふみにじるのもいいかげんにせえよ!
そして福井の原発銀座でも、いつ同じような巨大地震と大津波が起こってもすこしもおかしくないことは、最新の地震学の歴史記録の研究からもあきらかだ。もはやおそるべき大事故がいつ起こっても全然ふしぎじゃないんだ。
*ココから12行分の「さらに」シリーズは,イラストで図解*
だいたい、いまの日本の都市システムじゃみんな、「お国の経済成長のためだ」とか叫ばれて、電気をはじめエネルギーを不必要なまでにひたすら大量消費する生活やビジネスをおしえこまれている。電気代は、地代や税金といっしょだ。なぜなら直接に徴収されるばかりか、商品価格への上乗せのかたちで間接的に、けっきょくはより貧しい者からしぼりとられるからだ。電力株式会社はそんなシステムをまるごと私有化して、管理し支配する権限をみんなから取り上げ、そこから上がる利潤を一身にむさぼりくらうだけの存在だ。みんなによってたかって寄生して身動きできなくさせ、そこからお金を不当に吸い上げて生きてるにすぎないんだ。
だから営利企業に全部ゆだねてあたりまえのように電気料金を払うのは、ほんとうはおかしなことだ。「おまえが勝手に契約して金払ってんのが悪いんだろ」なんて言われたくないね。そんならまず私物化したエネルギー管理運営の権限をみんなにかえせってんだ!
自治体での、地域や小単位での発電、自家発電、はたまた自然エネルギーの活用や、不必要な大量消費システムからの脱却、経済構造の方向転換。アイデアはすでに山とある。
電力がどうあるべきか、それを決める権利はもともとみんなにあるのであって、いち営利企業にそもそもそんな権利はないんだ!
八木社長、即刻オイラたちに文書で回答しなさい。そしてただちに原発を止め、すべて廃炉にすること。
さもなくば、オイラたちは何度でも押しかけ、あなたたちに直接要求しつづけるだろう。
関電の原発を止める会・大風呂敷(仮)より。
http://genpatsumoumuri.seesaa.net/
oooburoshiki@gmail.com
(裏面)
9月27日に関電に出した質問項目
1. 「節電」キャンペーンの広告費を明らかにせよ(関西電力3月〜9月までの広告費)
2. 夏に「節電が必要であった」根拠(数値データを詳しく示せ)
3. 冬に「節電が必要である」根拠(数値データを示せ。原発を再稼働しなかった場合との比較も)
4. 関西電力が管理している使用済核燃料廃棄物の量を公表せよ
5. 福島の事故を検証した上で、原子力発電所の再稼働が「安全」だとする根拠
6. 関電は電力料金の値上げを計画しているのか
7. 現在計画中の原子力発電所の建設計画はあるのか
8. ストレステストの詳しい内容と手続きの手順を公開せよ
9. 被ばく労働者の管理状況全般を可能な限り公表せよ(下請け業者、末端の労働者も含めたすべての労働状況)
10. 被ばく労働者の安全管理について一切を公表せよ
11. 原発ができてから現在にいたるまで関電の設定している被ばくの基準値を超えた者はいるのか。被ばく労働による疾病致死にいたった者はいるのか。本年度、放射線管理手帳を持った関西電力傘下の原発労働者は完全に管理しているのかどうか。出来ていないならば、その詳細の一切を明らかにせよ
12. 関電の社長も出席した上で原子力の専門家・技術者との話し合いの場を公開で設定することを求める
回答期限2011年10月8日