
まずお知らせです。
関電の原発を止める会(大風呂敷)・有志による小冊子:「天災は止められへん。けど、原発は止められる」(2011年4月17日発行)PDF版
ができました。ここからダウンロードできます。複製大歓迎!
https://stop-genpatsu.up.seesaa.net/image/stop-g.pdf
近いうちにデモや集会の現場でお渡しできると思います。身近な人、特に、ネット環境のない人にどんどん拡散をお願いします。
■読んだ方からの反響の一部
「二人のなにわのマダムが語る冊子のPDFも読ませてもらいました!当日の冊子、とてもよみたかったのでうれしいし、すごくわかりやすいねえ!気絶しそうなことがたくさんあり、気がくらくらするけど、わくわくすることだってあるね。」
「大風呂敷」の冊子、ええですね。こういうのがほしかった、と思う人はたくさんいるはず。宣伝しました。10分後に早速、反応が。「コレいいですね、広めさせてもらいます。」「「わかりやすい会話形式ですね。ありがとうございます。早速、日記にリンクさせていただきますm(__)m」
「話の展開が絶妙で、小難しいことは言っていないのに情報満載で説得力がある!イラストもかわいらしくて、多くの人に関心を持ってもらうためにはまさに最適の冊子と思います。個人的には、この冊子を増刷して(複製歓迎だそうです)、知人に一人一人手渡していくことから始めようかと思っています。」

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さて4月17日鴨川・大風呂敷にはたくさんの人が立ち寄り、あるいは足を止めてくださり、主催者一同とても感謝してます。あらためて報告やらねば…と思いますが、とり急ぎ写真で雰囲気だけお伝えします。まだまだ、これから! 原発ぜんぶ止めるまで、がんばりましょう。
レイバーネットの記事になりました
http://www.labornetjp.org/image/2011/0417-02/viewd
動画もアップされてます。
http://www.youtube.com/uniontube55#p/u/1/v3tuwDdjuwo


一刻も早く多くの方にこの冊子が読まれたらと願っています。
全国の新聞に折り込みで入れてもらったり、全国の学校で全生徒に配布してもらいたいぐらいです。
まだまだ長い闘いになるかと思いますが、応援してます!
ありがとうございます!
今回私もいろいろ読んで勉強しましたが。
うまくまとめる事が出来ませんでした。
大方の人は原発を必要悪と認識して経済が回らなくなったら困るから
仕方なく容認しているようです。
本当にこんな怖いもんいらんわ!
みんなに教えます。
1点だけ、藤本監督のDVD(ニューズリール)は既に Vol.2 が出てて、これから Vol.3, Vol.4 が出る予定だそうです。
情報として、URL(http://america-banzai.blogspot.com/)も書いてあるとより親切かな〜と思いました。ご検討ください。
サイトに転載、ご紹介させていただきました。
マーヤさま、ご指摘の件、直してすでにPDFファイルに反映しています。ありがとうございました。rfさま、この部分はネット環境を持たない方のために作られたので、URLをわざとのせないでおきました。ネットを使う方は、rfさまのコメントを見たり、ご自分で検索したりできると思います。
みなさま、どうか活用してください。印刷して、お知り合い、ご友人などに渡していただけると大変嬉しいです。現在、これを元に広島と札幌で、広島弁バージョン、北海道弁バージョンを作りたいという話が来ています。そのような使い方も歓迎です。一言、メールをくださいませ。
「異常に巨大な天災地変」として免責されない限り東京電力には無制限の賠償責任が生じます。
1,200億円というのは車で言えば自賠責のようなもので、それ以上の賠償義務が生じれば、東京電力は支払わなければなりません。
もし東京電力にその余力がない場合は政府が補償ではなく援助することになります。
日本原子力産業協会や文部科学省の回答ではそのようになっています。
もちろん政府が異常に巨大な天災地変に認定したり、別途法律を作り東京電力を救済する可能性は否定しません。
>採掘でもヒバクシャを生むんよね、必ず。
とありますが、油田も石炭鉱山そのほかの資源採掘現場でも事故は起きて死者も出れば、健康を害する人がいます。
私は従事者の健康被害を理由に火力発電や水力発電を否定するべきではないと思いますし、そうしたどの産業についても言えることを殊更取り上げるのはフェアでないように思います。
火力発電所でも健康被害は報告されていますし、弊害のない発電システムで商業的になりたつものはあるのでしょうか?
>それに電力会社は法律で守られていて、原価に3.5%の利益を乗せて、電気代として利用者に請求できるんよ
東京電力はここ06年から10年のうち2年純利益で赤字を出していますが、原価に3.5%上乗せできるという根拠はどこにあるのか教えていただけますか?
電力料金がコストに上乗せして認可を受けているのは知っていますが、必ず儲かるようになっているなら赤字は出ないように思います。
ひとつタイプミスじゃないかと思われる点を述べます。
2ページの右側、慶応義塾大学の近藤誠さんによると10ミリシーベルトならがんの死亡率30.3%と書いてありますが、前後の文脈からすると0.3%のタイプミスではないかと思います。
ご確認お願いします。
上記、色々な方の指摘点は、もっともな部分もありますので、そういうところ改善しつつ、より強力な冊子に育つことを願います。
8ページ、お電気予報は、笑えました。すごくいいアイデアですね。
TVなどには、反原発の意見が全く登場しないおかしな世の中です。草の根で、こういった情報を回しあうしかありませんよね。作成してくださった方に、感謝いたします。
すごいですね、脱帽です。
イラストとおばちゃんトークがなんともです。
外羅には、考えつかないし、表現できません。
先ずは、つくりかけのサイトをアップロードしました。
勝手にリンク貼らせてもらいました。
ご了承いただきたく。
取りいそぎのごあいさつとさせてください。
2011/04/30
武甲外羅
ブログで拡散させていただきます。
http://george743.blog39.fc2.com/
ツイートもしました。
@GeorgeBowWow
編集責任者のねこと申します。お返事遅くなりました。これはもともとの日本でのガン死亡率が30%で、それが30.3%になるということなのです。増加率は0.3%です。ちょっとわかりにくい表現でしたね。
お返事遅くなりました。「お電気予報」はいいアイデアだな〜と思っていたら、もう実現されてしまったんですよ。yahooでやってます。素早いですね。コメントありがとうございます。
お返事遅くなりました。リンクはまったくかまいませんので、ご自由に。お褒めいただき、恐縮です。各地でいろんな方言バージョンも作られているので、それを楽しみにしています。サイトづくり頑張ってください(関東出身なので、遠足でよく秩父には行きました。しかし、武甲外羅のことは知りませんでした)。
お返事遅れました。いろいろとやるべきことがいっぱいありまして。拡散、ありがとうございます。相当、原発にお詳しいようですね。今後、ブログを参照させていただきます。
お返事遅くなりました。長くなりますので、3つに分けて、お答えします。
>1,200億円というのは車で言えば自賠責のようなもので、それ以上の賠償義務が生じれば、東京電力は支払わなければなりません。
まず、文の流れを見てください。ここは原発のコストについて書かれたものです。ここで言いたかったのは、事故の賠償額は原発のコストに算入されていないということです。今の福島での東電事故で、原発のコストは限りなく高いものになることがわかりました。
文が書かれた時点でも、今でも、事故は終息の気配がなく、これからいったいどれだけの賠償が生じるのかわかりません。10年先や20年先…それ以上の時間もかかることでしょう。
それで、東電だけではまかなえないだろうと、あのような書き方になりました。実際、国の方針としては、東電年間負担に上限(利益の範囲内で最大で2000億)とし、一時的に政府と電力会社で賠償支払いを支援する、としています(5月4日現在)実質的に私たちの税金が使われるわけです。最終的には東電に返させるとしていますが、いったい、いつのことになるのでしょうね? 電気料金値上げにしても、現在、電力会社を選べないシステムでは事故の賠償を皆にさせるということになります。
>>採掘でもヒバクシャを生むんよね、必ず。
>とありますが、油田も石炭鉱山そのほかの資源採掘現場でも事故は起きて死者も出れば、健康を害する人がいます。
はい、ご指摘のとおりだと思います。蒸気機関が発明されてから、近代文明はいろいろな人たちの犠牲の上に成り立ってきました。その中のどれが酷いかという比較などはできません。
ただ、文章の小見出しを見ていただきたいのです。ここでは「隠されたヒバクシャ」となっています。原発のことに関する問題ですので、あまり知られていないヒバクシャのことを伝えるために書かれました。よろしかったら、炭鉱や油田や他の資源での犠牲者のことをまとめてみたらいかがでしょうか。
なお、洋上風力発電や太陽光などが一般化されれば、犠牲者はよほどのことでないと出ないようになると思います。その道のほうが安全ですよね。商業化は、政府が本気で代替エネルギーに取り組めば、そう難しいことではないと思います(他国の例からも)。
>>それに電力会社は法律で守られていて、原価に3.5%の利益を乗せて、電気代として利用者に請求できるんよ
>東京電力はここ06年から10年のうち2年純利益で赤字を出していますが、原価に3.5%上乗せできるという根拠はどこにあるのか教えていただけますか?
まず、利益率の点から。これは電気事業法第十九条二項一では「料金が能率的な経営の下における適正な原価に適正な利潤を加えたものであること。」とありますが、現実の数字は公開されておりません。されていないことが問題なのですが。
私は独自に調査された3つの文献にあたりました。http://www.nuketext.org/mondaiten_cost.html ここでは4.4%とあります。次に田中優さんの使っている3.5%という数値があります。また、河野太郎議員が3%という数値を聞き出しています。*http://www.taro.org/2011/04/post-990.php (この河野さんの文章はぜひお読みください)
どれが本当なのかはわかりませんが、だいたいこれ位だということは推測できます。なので、中間の値を取りました。ここでは数値そのものには問題の核心がありません。たとえ、2%だとしても、コストに対して、いくらかの安定した利益をいつも生み出せるというシステムが問題だからです。
第2点:
東電が赤字を出したのは、07年と08年ですね。http://www.tepco.co.jp/ir/data/zaimu-j.html
上記のグラフを見ると、売上高は非常に上がっているのに、赤字になっているんです。07年7月に柏崎刈羽原発が新潟県中越沖地震により、被災し、停止したんですよね。(「東電950億円の赤字に、柏崎刈羽原発の停止が大きく影響」http://www.nikkeibp.co.jp/news/biz07q4/550263/ )
当初、立てていた原価に利益率を合わせても、突然の地震による原発のメンテナンスや火力発電のための燃料費がかさんだと思われます。ちょうど、この時期、原油は高騰していたことも背景にあります。東電のページで平成19年(07年)、20年(08年)「燃料消費・受入実績 」のデータを見ると、平成19年(07年)の8月から重油の受入が大きく膨らんでいることがわかります(*http://www.tepco.co.jp/tepconews/pressroom/consumption-j.html)。しかし、09年には東電は黒字に戻りました。
つまり、システムとしては黒字になる設計がなされているのに、原発事故などが起こると赤字になるということも例外的にあるということだと思います。もちろん、今回の福島での事故は、それを如実に示しています。
残念ながら、07年、08年の東電の電気料金のデータはみつかりませんでした。また、東電に直接問い合わせをしてみたいのですが、サービスエリア外ということで、通話じたいができませんでした。以上です。
事実を住民・人びとの側に立ってとらえている点が、とくに共感しました。
実は私は、沖縄で写真雑誌を友人と自費出版している者ですが、次号でぜひこの小冊子を巻末に印刷して転載させていただきたいのですが、問題ないでしょうか?
可能であれば、直接メールでご確認させていただければと思います。
とりあえず中国の炭鉱では毎年2,600人以上亡くなっているようですね。
http://www.weeklyworldnews.jp/?p=1068
中国当局はこの数字を改善の成果とアピールしているので過剰に見積もっているとは思われません。
ウラン採掘ではもっと死亡者が出ているのでしょうか。
さらに炭鉱労働でも被ばくします。
炭鉱労働者はその他の鉱山労働者の数よりも多く、被ばくの総量はその他の鉱山労働者の総量を上回ります。
http://www.ilo.org/public/japanese/region/asro/tokyo/feature/2011-03.htm
貴重なデータをありがとうございます。炭鉱は歴史が長いので、犠牲者は多く出ているはずですね。ウランの採掘は炭鉱に比べ、まだ歴史が短いので、その影響は今後に出てくるものだと思います。ILOの「表2:人工放射線源及び自然放射線源に関連した世界の職業被ばく者数」では人数も少なく、数値も年間1mSVと、原発内労働者より低いというのは、理解できませんね。もう少し研究したいと思います。ただ、石炭でも原発でも犠牲者が出ていることは確かなようです。今回は原発についての冊子(書きたいことを削って、やっとあの長さに収まった)でしたので、あのような書き方になりましたが、炭鉱のことも頭に中にいれておきたいと思います。化石燃料やウランに頼らず、自然エネルギーに転換すればよいですね。
転載の件、了解しました。会のメールのほうにメールいただきたく、思います。よろしくお願いします。
これを博多弁:博多にわか風にしてやってみたいものです。
チェックが遅れ、レスが遅くなって申し訳ありません。じつは博多弁バージョンは福岡の方が作ると連絡をいただいてます。その後の連絡がないので、進行状況はわからないのですが。
ご自分でなさってみてもよいのではないでしょうか?
福島の件が自分のことのように思えて、沢山調べ物をしました。
事故が起こらなかった場合でも地元の方の抱えるリスク等、とても怖い真実が沢山わかりました。
私の地元でも関電の説明会がありましたが、
大人はただ聞いているだけだったと聞きました。
こんな事態になっているのに、自分の安全を電力会社に確認をすることをしないなんて、政治家や誰かが変えてくれるのを頼りにしているだけでは「駄目だ」と思いました。
正直、今回だけは地元の人に目をさまして欲しかったんですけど・・。
失礼かもしれませんが、もう原発がある県や街は内側からは変えられないと思います。
本当に変えたいなら滋賀や京都や反対しているところに変えてもらうしかない。
家族の迷惑になるのは怖いので、私は寄付や署名などで参加しようと思っています。他人だのみみたいですみません。
原発を止めることが、誰かの仕事を奪うこと(主に原発事業者相手に仕事をしている地元の人)を思うとまだ迷うけれど、
「金より健康が大事だった」とある番組で言っていたリクビダートルの方の言葉がずっと胸に刺さっていて、止めることが1番誰の健康のためにもいいような気がします。
有志による小冊子:「天災は止められへん。けど、原発は止められる」(2011年4月17日発行)PDF版
ダウンロードしました(*^_^*)
私も「いつ収穫したんや」ってツッコミたいです。
今、空気もそうですが食品に1番気をつけたいのに政府や世の中は真逆のことをしていて凄く困ります。
私は事故が起こってからのニュースや流れを一部保存しているので、小冊子も印刷して勉強させていただきます。
なんだか長くてつまんない文章になってしまいすみません。