2011年04月24日

4.17大風呂敷・レポート

遅くなりましたが、4.17の鴨川・大風呂敷に参加した方からの報告を、ご本人の了承の上で掲載します。Y.Nさんありがとうございました。なお、写真はスタッフのTさん撮影によるもの(一部はY.Nさんの)です。
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 少し間があきましたが、日曜日に京都の三条鴨川河川敷で開かれた「原発もうムリ!4・17鴨川大風呂敷」のレポートです。
 前日の御堂筋デモが楽しめた度85%だったとすると、大風呂敷はほぼ100%楽しめました。理由は単純に、私がこよなく愛するゆる〜いタイプのイベント(でもちゃんと考えるとこは考える!式)100%の企画だったからでしょう。(ちなみに私は準備・企画には一切かかわっていません)

 この企画はデモではまったくなく、テントを建ててその下に座敷を作って(ビニールシートとか布とか)朝11時から日没まで、ゆる〜り情報交換、お喋りしましょう、といったかんじのイベントでした。
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 私が着いたのは16時くらいでしたが、いい感じに人が集まってたと思います。行きしな、会場の上を通る三条大橋から、「いったい何の集まりだ?」といった風に眺めている通行人が目についたので、橋の上から見えるように、御堂筋デモのプラカードを並べておきました。もっとたくさん持っていければよかったですが…

 テントの外ではつねに誰かしらがトラメガで喋ってます(アジってるかんじでは決してない)。前日の疲れもありマトモに聞いてなかったんですが(すんません)、だいたい、どこそこでこんな企画を予定してます、という告知が多かったように思いました。また、素朴に自分の感じている不安や不満を語る人も。
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※通りすがりの人もたくさん署名してくれました。俳優の山本太郎さんも飛び入り参加して、橋の上の通行人まで届く熱いアピール。なんとその後は、自ら三条大橋に立って署名集めも。ツィッターで脱原発を公言し、高円寺デモや前日の御堂筋デモにも参加した山本さん。彼のビンビンの本気が、河原の空気を熱くしてくれました!(註/ヒデヨヴィッチ上杉)

 テントの中(やそのそば)には炊き出しのカレーを配っている人もあり、持ってきた本を広げて移動図書館のようになっているスペースや(販売もあり)、カフェもあります。ここは何用のスペース、ときっちり区画されてはおらず、立ち寄った人もオーガナイザーも、それぞれ好きなところに腰掛けて、話したり、本を読んだりぼーっとしたり。一角ではマッサージやさんをやっている方も。
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※反原発・脱原発文庫も大にぎわい

 また、テントの外にも各人がそれぞれ簡単なブースなどを作って、資料を配ったり楽器を鳴らしたりしてました。署名コーナーもありました。その中の一人の女性が、4月10日に京都のガケ書房で行われた仙台からの被災家族の集まりで見た顔だったので、話しかけてみました。芸大卒だという彼女は、その場で似顔絵を描いて、そのお金をご友人が関わっておられる「福島←→京都こどもキャンプ計画」に寄付するつもりだと言っておられました。似顔絵は初挑戦だとか。今回の企画には中心的に関わったというわけではないけど、企画者の中に友人がいて、話を聞いたので、自分もこうして来てできることをやっている、ということを言っておられました。
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※原発から何キロのところに住んでますか?というパネルは、ひときわ注目を集めていた。滋賀県草津市でのデモを宣伝する人も!

 また、外に座って炊き出しのカレーを食べていると、子ども連れの若いお母さんが話しかけてくださって、翌日にある原発問題についての講演会のビラをくれました。最近お母さん仲間で勉強会を始めたそうです。「お子さんがおられるととくに心配ですよね、まわりのお母さん方の反応どうですか?」と聞くと、「う〜ん、あまり聞いてくれない人が多いです」とのこと。

 そんな感じで、もともと誰が主催者なのか誰に聞いても今ひとつ分からないんですが(笑)、誰かが何かをやるって言い出して、それにゆるやかに接続しながら集まった人が、それぞれのやり方でそれぞれ力になれることを模索しつつやっているというものだったと思います。まったく関心のない通りすがりの人が立ち寄る度合いについては、ちゃんと観察できておらず分からないのですが(どう思われます?>参加した方)、上のお母さんのように、何か自分でもやろう、という人が情報集めに来る場としてはまさにベストな環境ではないかと思いました。デモはデモで歩いてることに意味があるのかと思いますが、逆にじっくり座り込んで話をするという機会はあまりないですしね。
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グリーンアクションのアイリーン・スミスさん、美浜の会の島田さんらによるQ&Aタイムはおおいに白熱。昔から原発反対運動を続けてきた人たちの、言葉の力強さと説得力は半端じゃない。(註/ヒデヨヴィッチ上杉)

 それぞれが小さな活動から出発せざるをえない状況であるだけに、どこで何があるか、どんな人がどんな関心/目的/手段で動いているのか、なかなか分からないという問題もありますよね。京都市内の大学に通う院生さんからは、「昨日のデモとか、この企画とか、自分は知らなかったがどうやって知ったんですか?」と聞かれました。そう言われてみれば、私自身は知り合いが何かしら関わってたりするから、企画があることを知ったし、いろいろと情報が入ってくるので、なんか大きな流れを作れるんちゃうか!?みたいな楽観的な展望を抱いてしまっていたのですが、ハタから見たら、何っっも分からへん!
っていうのがたぶん普通ですよね。その学生の方も、沖縄の米軍基地に関する活動に携わっているようだったので(たぶん)、どこぞのMLで情報入ってきそうな感じではあったんですけどね。
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※炊き出し&カフェも

 配布する冊子を作られた方の話を聞いていると、準備はすごく大変だったみたいですし、やろうといって気軽にできる企画ではないけど、デモと合わせてこういう企画が定期的にあるといいなあと思います。たぶんいろんなところに力や動きはあって、それをジワジワと繋いでいくことも、今後の課題になるかなあと思ってます。京都で、大阪で、関西で、というかんじで徐々に徐々に繋いでいければいいですよね。
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※どさくさに紛れてライブをしてしまうジェロニモレーベル・大風呂敷version。自分のCDで祝島・自然エネルギー100%プロジェクトを応援している。(註/ヒデヨヴィッチ上杉)

 最後に二つ。

大風呂敷有志が書いた配布冊子「天災は止められへん。けど、原発は止められる」は、B4×3枚を織り込んだ全12頁の冊子ですが、話の展開が絶妙で、小難しいことは言っていないのに情報満載で説得力がある!
イラストもかわいらしくて、多くの人に関心を持ってもらうためにはまさに最適の冊子と思います。前のメールで「持続可能」な関わり方を探したいと言いましたが、個人的には、この冊子を増刷して(複製歓迎だそうです)、知人に一人一人手渡していくことから始めようかと思っています。この冊子の印刷用のPDFファイルは大風呂敷のブログに、すでにアップされるており、ダウンロード可能です。

 そして最後に。大風呂敷の中でおもむろに始まったヒデヨヴィッチ上杉さん率いるジェロニモレーベルのライブは最高でした! とくにフクシマに捧げられたあの曲…… 動画撮影したのにPCに取り込めないという私のポンコツデジカメのトラブル… そのうち皆さんで共有できたらいいなと思っているのですが……

(以上。Y.Nさん、レポートありがとうございました!)
posted by moumuri at 19:21| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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